Fxにおける取引手法の作り方

FXの取引手法の作り方
~概要~


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手法作りの概要

手法ってなに?

・「明確化された売買ルール」のことをいいます。

・以下の2種類あります。

   ・裁量的ルール・・・チャートパターンを目視でとらえるルール
   ・機械的ルール・・・テクニカル指標の数値によって厳密に定義されたルール



手法を構成する要素

  • 売り買いのエントリールール
  • 手仕舞いのエグジットルール
  • 損切、利確のルール
  • エントリーを選択するルール
・これら4つが揃えば、「fxの手法」といえます。
客観的売買

手法を作るとは?

・手法を作るといっても、ただルールを適当に決めただけでは、

    ・その手法で勝てるのか
    ・負けまくるのか?
    ・増えも減りもしないのか?

これらのことがわかりません。

・結局のところ、手法を作るとは、「自分が納得のいく成績を出す手法を見つける」ということです。

・そのためには、ルールを決めることに加え、

  • 過去のヒストリカルデータにおいて、そのルールで取引したときの成績を調べる
  • すなわち「検証する」

という作業が必要です。

・検証を行うことで、その手法が過去にどのような成績を出したのかがわかり、未来もそれを使い続けるとどうなるか?ということを、ある程度予想することができます。

・ルールの調整と検証を繰り返し行い、自分の納得がいく成績を出す手法を見つけることが、「手法を作る」ということなのです。


この作り方の根底にある考え方

・検証により、過去の成績を調べることで「過去のデータで取引した結果から、未来の成績を想定する」ということを行っています。

・この裏には、「相場の特定の状況で取引をし続けると、成績は確率的に偏る」という考えがあります。



検証と確率的優位性


・過去のヒストリカルデータで検証し、手法の成績を調べることは、手法の持つ「確率的偏り」すなわち「確率的優位性」を見つけることにつながります。

・「確率的優位性がある」手法とは、下記の条件を満たす手法です。

  • 十分な期間、取引を行っている
  • 確率的に優位性があるといえるほど取引回数をこなしている(一般に1000回などといわれている)
  • ドローダウンによって許容可能損失より損しない
  • スプレッドによっても許容可能損失より損しない
  • 全体的にプラスになる
 このような上演を満たす必要があります。

私は手法の性能を評価する時、検証結果から作った「損益曲線」と「ドローダウン曲線」をみます。

「確率的優位性がある」手法の描く損益曲線やドローダウン曲線は、下のようなものです。




まとめ

・自分のFxの手法の作り方

  • エントリールールを決める
  • エグジットルールを決める
  • 検証する(=過去のヒストリカルデータで成績を調べる)
  • 損切り・利切りや、エントリーを選択するルールを決める


これらを、ルールを調整しながら繰り返す。


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